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竹内孝功さんが教える自然菜園のコツ【第3回】レタス&ラディッシュ、キャベツ

苦味なく春秋の畑の風味を感じる レタス&ラディッシュ、キャベツ

掲載:20年6月号

一般的にレタスといえば結球性の玉レタスのことですが、 家庭菜園では無農薬で育てやすく長期間収穫もできる非結球品種のリーフレタスやサラダ菜がおすすめです。

本来、連作もできて病虫害も少ないレタス。

上手に混植するとアブラナ科の葉菜類の虫害を 抑えるのにも役立ちます。

病虫害に強いキク科の葉菜、非結球の品種が育てやすい

(↑赤葉のリーフレタス「エルワン」は、半立性で掻きとり収穫もできる。 似たものでは焼き肉屋さんの定番野菜、サンチュの赤葉もおすすめ。)

紀元前の古代エジプトで栽培されたといわれるレタス。

中国には7世紀以前に伝わり、平安時代の日本の文献には萵苣(チシャ)の文字が探せます。

これらは非結球の掻(か)きチシャです。

チシャの名は、茎を切ると出る白い液に由来する乳草(ちちくさ)が変化 したもの。

キク科の植物に共通するこの白い液にはポリフェノ ールが多く、防虫効果が期待できます。

レタスの収穫 は1度きりなので 、 わが家では栽培しやすく何度も掻き収穫できる非結球のレタスを主力にしています。

レタスは暑さと極端な乾燥や加湿を嫌います 。穏やかな生育環境を保つのが栽培のコツです。

品種選びのアドバイス

品種で異なる食感を楽しむ、赤葉は虫避け効果大

リーフレタス

「エルワン」はちりめん葉のリーフレタス。育てやすく葉を掻いて長期間 収穫できます。

虫避け効果をより期待できる赤葉です。

「エルーゴ」は葉が丸く厚めで縮みの少ないサラダ菜。

暑さ寒さに強く、とう立ちしにくく、生育期間が短いので、真夏と冬を除き栽培できる期間が長いです。

玉レタス

「ロックウェル」は玉は小さめですが、 結球するレタスのなかでは育てやすい品種です。

(↑ロックウェルは無農薬で育てやすい玉レタス。)

主なコンパニオンプランツ

畝の養分を上手に分け合いお互いによく育つ

ラディッシュ

効果

お互いの生育を促す。レタスはラディッシュに付く虫を 避ける。ラディッシュはレタスの株元 に当 たる日差しを和らげ地温を下げる。

栽培のポイント

レタスを先に育てて虫を避けておき、その後ラディッシュを育てる。ラディッシュは3cm間隔ですじ蒔きする。

収穫のポイント

収穫が早いと葉が毛深く根が辛い。遅れると根が割れたり、スが入りやすい。

(↑ラディッシュは適期に一斉収穫する。)

キャベツ

効果

お互いの生育を促す。レタスはキャベツに集まるモンシロチョウやコナガを避ける。

赤葉のレタスがより効果的。

栽培のポイント

レタスを先に育てて虫を避けたうえでキャベ ツを植える 。

キャベツが適度に育ったころにレタスを収穫し、 空間をキャベツにバトンタッチ する。

生育初期に雨がなければ水やりを。

収穫のポイント

キャベツは玉を押さえて硬くなってきたら穫りどき。

(↑レタスはキャベツをはじめアブラナ科の野菜と相性抜群。)

 

監修/竹内孝功

たけうち・あつのり●1977年生まれ。長野県を拠点に菜園教室「自然菜園スクール」などを開催。著書に『とことん解説! タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜 』( 洋泉社 ) 、『 完全版 自給自足の自然菜園12カ月 野菜・米・卵のある暮らしのつくり方』(宝島社)、『これならできる!自然菜園』(農文協)、『自然菜園で野菜づくり』(家の光協会)、『1 m²からはじめる自然菜園』(学研パブリッシング)など。

WEBサイト「@自給自足Life」https://39zzlife.jimdofree.com/

自然菜園スクール http://www.shizensaien.net/

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