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田舎暮らしの本 12月号

11月2日(火)
850円(税込)

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住みたい田舎ランキングの子育て部門で全国8位! 温暖な気候で農業にも最適【千葉県多古町】

『田舎暮らしの本』の2021年度版「住みたい田舎ベストランキング」の「町―子育て世代が住みたい田舎部門」で全国第8位、千葉県では第1位となった千葉県多古町(たこまち)。そんな多古町の充実した子育て環境や、新規就農の情報、移住した家族のリポートを紹介します。

掲載:2021年12月号

四季折々の花が道ゆく人を楽しませる栗山川沿いの遊歩道を散策する移住者の中井さん家族。川沿いには地元の食材が揃う道の駅「多古あじさい館」もある。

道の駅「多古あじさい館」の上空から栗山川上流に向けて見渡す。視界いっぱいに広がる緑豊かな田園風景が美しい。

 千葉県北東部、成田空港の東側に位置する多古町(たこまち)は、北総(ほくそう)台地の豊かな土壌と、町の中央を流れる栗山川の美しい水の恩恵を受け、古くから多くの人が暮らした歴史深い地だ。

 その自然の恵みから農業が盛んで、食味日本一に輝いた多古米や、全国屈指の生産量を誇るやまと芋をはじめ、多種多様な農産品が生産され、首都圏に広く供給されている。

 町内には総合病院や複数のショッピングセンターがあり、便利な生活が送れる。町の中心部から成田空港へはシャトルバスで約20分。東京駅へ約100分で直行する高速バスも運行され、都心部へのアクセスは良好だ。

移住者リポート
温暖で野菜を通年収穫可能! 初めての子育ても安心

左から康宣さん、杏南ちゃん、紅峰さん。栗山川に面し季節ごとのイベントが催されるあじさい公園は町の人の憩いの場となっている。

 多古町を南北に流れる栗山川。中井さん一家は、その東に広がる台地のアパートで暮らす。大阪府出身の康宣(やすのぶ)さん(31歳)は、大学院で知的財産を専門に学んでいたが、太陽の下で体を動かしたいとの思いから、群馬県の農家で住み込みで働くことに。そこで出会ったのが妻の紅峰(あかね)さん(29歳)だった。自然のなかで暮らす未来像が一致した2人は、結婚を前提に新しい暮らしの地を探しはじめた。そして選んだのが多古町だった。

「仕事は農業と決めていたので、農業の盛んな地域をいろいろ調べました。そのなかで雪がなく温暖な多古町にひかれました」(康宣さん)

 インターネットの就農情報サイトで見つけた町内の農業法人さいとう農園に就職を決め、2016年3月にまず康宣さんが移住した。そして環境を整えたのち、同じ年の6月、入籍を機に紅峰さんも移住した。

 康宣さんが働くさいとう農園では、社長家族のほかに8人が働き、キャベツやサニーレタス、ホウレンソウ、トウモロコシなど多くの野菜を育てている。

「冬は雪で働けなかった群馬時代に比べ、ここでは通年でさまざまな野菜をつくることができ、とても勉強になっています」

 そう話す康宣さんの傍らでは、愛娘の杏南(あんな)ちゃん(2歳)がおいしそうに蒸したサツマイモを頬張っている。もちろん康宣さんが栽培したサツマイモだ。

 杏南ちゃんに飲み物を渡しながら紅峰さんは「東京の実家にアクセスしやすく、子育てサポートが充実していることも多古町を選んだ理由です」と話してくれた。

 移住したてで地域に知り合いもいない紅峰さんだったが、子育て世代包括支援センターや多古こども園のスタッフが親身になってサポートしてくれたため、妊娠から出産、そして初めての子育ても安心だという。

「娘はこども園にすぐに入れたので、資格を活かして介護士の仕事に復帰できました」(紅峰さん)

 中井さん一家は町内に新しい家を建築中で、11月には新居に引っ越すという。美しい田園風景のなかで中井さん家族の新しい暮らしが始まる。

中井さんが町内の住宅街に建築中の家。多古町では町内に住宅を新築する場合の支援もある。

町の中心部にあるスーパーのほか、町内には複数の商業施設が点在する。

 

多古町の子育て支援を象徴する「3つの0」。「大学生まで医療費0」は千葉県内初!

手厚い子育てサポートがある多古町。多古こども園や学童保育の待機児童数は0人、こども園や小・中学校の給食費は0円、さらに今年11月から対象年齢が拡大し千葉県内初となる大学生まで医療費が0と、「3つの0」が象徴的だ。また千葉県内の公立病院では初となる病児保育所、出産祝金など、子育て世代にはうれしい制度が多数揃っている。

多古町子育て支援課  ☎0479-76-5412

■3つの「0」

〇待機児童 0(こども園・学童保育) 〇給食費 0(こども園、小・中学校) 〇医療費0(22歳大学生まで)

■第1子・第2子 出産祝金 10万円

■第3子以降 出産・入学等祝金 総額100万円相当

2014年開園の多古こども園は広い園庭と最新の設備を持ち、子どもたちを安心して預けることができる。

地域医療の中核となる多古中央病院には内科や外科、整形外科のほか、小児科の常勤医もいて心強い。

多古中央病院併設の病児保育所には看護師と保育士が常駐し、風邪やインフルエンザで登園・登校できない児童の日中保育を行っている。

 

多古町は農業も盛ん! 新規就農も

大消費地・東京に近く、千葉県の北総エリアに位置する多古町では、多くの農産品がつくられており、農業を志すには最高の地だ。町内には人手を求める農家や農業法人も多く、新規就農者への間口は広い。多古町で新規就農を考える人は、まずは町の産業経済課へ相談してみるといいだろう。

多古町産業経済課  ☎0479-76-5404

多古町は、豊かな土壌と栗山川の水が育んだ多古米や、全国有数の生産量を誇るやまと芋など、農産物が豊富だ。

良質な地下水で製造された「お米の町の天然水 多古水(たこすい)」。

多古町地方創生課 ☎0479-76-5417
 ⇒移住定住情報発信サイト https://www.town.tako.chiba.jp/ijyu/

多古町子育て支援課 ☎0479-76-5412
 ⇒子育て応援サイト https://www.town.tako.chiba.jp/kosodate/

✉info@town.tako.chiba.jp

〒289-2292 千葉県香取郡多古町多古584

 

【移住セミナー開催。参加者募集】

多古町への移住を考えている方はもちろん、週末田舎暮らしやテレワークを考えている方なども、ぜひご参加ください。

●2021年11月13日(土)/次回は2022年2月13日(日)を予定

多古町地方創生課  ☎0479-76-5417

多古の新米かあさん ふっくらたまこ

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