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田舎暮らしの本 2月号

1月4日(火)
850円(税込)

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トイレ後日談と換気扇取り付け【予算200万円】DIY経験しかないスタッフが廃材で家を建ててみた【25】

トイレの設置から、破壊神・和田の降臨!で、下水管破損となり、やっと無事に配管ができた和田邸。本格的なキッチンの施行前に、トイレの後日談と換気扇取り付けのネタ2つをお届け。

掲載:2018年5月号

本誌好評連載中の竹内さんより寄贈いただいた竹製便座(もちろん未使用!)。ありがとうございます。

これが「電気を使わない おしり洗浄器」。構造は単純明快。

 

便座をいただき、やっとトイレが完成

 21回のトイレ設置の回で、便座がないという話が出ていたら、本誌で「自然菜園」を連載中の竹内孝功さんから「うちに余っているのあるよ」と竹製便座をいただいた。さらに、和田が近くのホームセンターで激安の「電気を使わない おしり洗浄器」を見つけた。竹製便座におしり洗浄器を取り付ければ鬼に金棒(?)ではないか! ということで早速取り付けてみた。
 施工は簡単。既設の止水栓と水洗タンクのホースの間に付属の部品を取り付けるだけだ。作業は15分ほどで完了。
 ご満悦の和田が、おしり洗浄器の具合を試してみることに。
 すると……。
 ビューーーッ!
 なんと天井に届くほどの水流が!
一同「おおーっ! すげーっ!」
 思わず感嘆の声を上げる一同である。
阪口「想像以上の水圧だな」
中山「ちょっと試しに座ってみろよ」
和田「それは中山さんが……」
一同「オマエがやれ!」
 渋々ズボンを下ろす和田であった。そして数秒後……。
和田「……ヒッ!」
 真っ赤な顔で飛び出してきた和田が早口で報告する。
和田「いきおいがすごい! 肛門が破れるかと思ったよ。狙いもドンピシャ。竹製便座もぴったりフィットしているし、やっぱりトイレには便座が必要だね」
一同「なくても問題ないって言ってくせに……」

まず竹製便座を取り付ける。

さらに「おしり洗浄器」を、便器と便座の間に挟み込むように取り付ける。

写真のダイヤルを右に回すとおしり洗浄、左に回すとノズルの清掃。試しに右に回すと、すごいいきおいで水が噴出!(写真左)

実地でおしり洗浄を体験した和田。

換気扇、せっかく付けてもやり直し

 さて、1カ月後……。
 和田邸には、なかなか立派なシンクの骨組みが完成していた。天板はなんと大理石だ。
阪口「ほほお。なかなかよくできてるじゃないの」
中山「前回オレがつくったのと違う気がするんだけど、気のせい?」
和田「あ、あれね! 捨てました! ちょっとサイズを変更することになってね」
中山「はあ?」
阪口「あれだけ働かせといて廃棄かよ」
中山「今わかったよ……。ここの家の作業が、やたら疲れる理由」
水野「なにそれ?」
中山「要するに報われないってこと」
阪口「あーそれ、わかるよ。無駄な作業が多すぎるんだよね」
水野「計画変更もたびたびだし」
中山「……今日、作業ボイコットしていい?」
和田「そんなこと言わないで、換気扇取り付けてよ!」

前回中山がつくったのとまったく違うキッチン。大理石なのでパン生地をこねるのも楽ちん。

前回、つくったキッチン。新しくつくり直したものと比べると恐ろしくキタナイ。

 換気扇の取り付けはそんなに難しくない。説明書通りに木枠を組んで、はめ込むだけである。1時間ほどで取り付けが終わった。仮設コンセントから電源を取ってスイッチを入れると、換気扇が「ブイーン」と回りはじめた。
中山「この達成感だけが唯一のモチベーションだな」
 と、そこに母屋で和田妻と相談していた和田が戻ってきた。
和田「妻とも話したんだけど、シンクをもう少しこっちに移動することにしたから! 換気扇もこっちにずらします!」
中山「はあ?」
 ああ。
 またしても作業がムダに……。
和田「大丈夫! 付け直しはこっちでやるから!」
一同「そういう問題じゃないの!」
 やっぱり和田邸は「賽の河原」だ……。

珍しく中古や廃材ではなく、新品の換気扇を入手。康陽がうれしそうに取り出す。

差し鴨居の上に木枠をつくって、換気扇を取り付ける。結果はこの通りだが……。

1カ月後に来てみると、取り付け位置が変わっていた。なんなんだよオイ。

 

文/中山茂大 写真/阪口 克

 

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