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田舎暮らしの本 6月号

4月30日(土)
850円(税込)

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製作費約30万円! 軽トラモバイルハウスのつくり方【2】床面・骨組み・屋根・防水

ここからはモバイルハウスを自作する工程を、2回に分けてご紹介します。前編は、床張りから屋根の防水まで。高所作業は特に慎重に! なお「軽トラモバイルハウスって何?」と思った方は、【1】をお読みください。

モバイルハウス

今回は、「ししどん」さんが自作した軽トラモバイルハウス「八咫烏(ヤタガラス)」の製作過程をご紹介します。

1 床面

キャビンを積み降ろすための単管が入るスペースと、人が乗っても大丈夫な強度、冷気や熱を吸収する断熱材を確保します。

モバイルハウス

1-1 単管に合わせ枠組み

木枠をつけて、ベニヤをつなぎます。この段階で、積み降ろし時に単管を入れるスペースを確保しておきます。

モバイルハウス

1-2 隙間を断熱材で埋める

枠の間の部分には断熱材(スタイロフォーム)を敷き詰めて、床下からの冷気や熱を防ぎます。

モバイルハウス

1-3 反対側にもベニヤを張る

反対側にもベニヤを張ります。こちらが下(車の荷台側)になるので、湿気防止のためペンキを塗装。

モバイルハウス

1-4 裏返して完成!

単管で持ち上げるときに加重がかかるので、居室側は厚めのベニヤを使用しています。

モバイルハウス

 

 

2 骨組み

キャビンの形を決定づける骨組み。扉や窓の位置もここで決まります。正確に直角を出していかないと、全体が歪んでしまうので、くれぐれも慎重に。

モバイルハウス

2-1 差し金で確実に直角を出す

木材の長さが揃っていても、手を抜かず毎回測らないと、柱が歪みます。差し金を使って確実に直角を出すことが重要です。縦柱は窓や扉の位置を考えて設置しましょう(水色の×印のテープが窓の予定位置)。

モバイルハウス

2-2 窓やベニヤに合わせて垂木を配置

屋根の垂木(たるき)は、ベニヤのつなぎ目部分に入るように。「リーゼント」の部分は、やや長めの垂木をダブルにして強度を出しています。

 

3 屋根・防水

雨や直射日光が当たる屋根は、モバイルハウスをつくるうえで、とても重要な部分。ベニヤ合板に、ベランダなどに使用する防水剤を塗布することで、雨漏りを防止しています。

モバイルハウス

3-1 ベニヤの合板で屋根をつくる

屋根も床と同様、ベニヤの合板。中央部には、採光のための天窓のスペースをあけています。

モバイルハウス

3-2 太陽光パネル設置レール

キャビンの前方(「リーゼント」の上部)には、太陽光パネルを取りつけるためのレールを。

モバイルハウス

3-3 玄関などへの水滴落下防止

縁側や玄関を設置予定箇所の上部には、雨が落ちてこないように、アルミのレールを取りつけました。

 

モバイルハウス

3-4 防水剤はシートより軽量

屋根の防水はとても重要。防水シート&ガリバリウム鋼板では重量がかさむので、防水剤を使用しました。

モバイルハウス

3-5 隙間や穴は防水剤で埋める

グレーの主剤を塗布。ベニヤ材のつなぎ目の隙間や穴なども、防水剤が埋めてくれます。

モバイルハウス

3-6 ウレタン樹脂の防水剤を使用

さらにグリーンのトップ剤を塗布。これらの防水剤はウレタン系の樹脂で、住宅のベランダや屋上などによく塗られているものです。

モバイルハウス

 

モバイルハウス

完成すると、このような屋根になります。

 

◎作業の後編【3】外壁・内壁・内装・積み下ろしもぜひご覧ください。

 

文/渡瀬基樹 写真/鈴木千佳

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