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田舎暮らしの本 6月号

4月30日(土)
850円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

アスパラガス/おいしく食べきる!菜園レシピ【第24回】

掲載:2022年3月号

遅霜の心配もなくなる新緑の季節、夏野菜を定植するころの楽しみは、アスパラガスの収穫です。日当たりのよい場所から始まって1カ月ほど、五月雨式に生えてきます。穫ったその日のアスパラガスはジューシーで季節の滋養がたっぷり。日に日に丈が伸びるので、毎日見に行っておいしい時期を逃さず穫ります。多年草で毎春出てくるのも魅力。穫れたてのおいしさは格別なので、ぜひ栽培プランに取り入れてみてください。

アスパラガスの天ぷら

出はじめ穫れたての太い新芽でホクホク&ジューシーを満喫!
素材の水分とうま味を衣と油で包み込む天ぷらは、初物のアスパラの魅力を堪能できるイチオシの食べ方です。新しい油で揚げたてをぜひ。

材料 ※2~3人分

○アスパラガス...6本

○小麦粉...50g

○水...80mL

○揚げ油...適量

○藻塩(お好みの塩)...適量

つくり方

❶ アスパラガスは、さっと洗って水けをふく。ビニール袋に小麦粉大さじ1くらい(分量外)とアスパラガスを入れて粉をまぶす。

❷ ボウルに小麦粉と水を軽く混ぜて衣をつくる。

❸ ②に①のアスパラガスをくぐらせて衣をつけ、180°Cの油でさっと揚げる。

❹ お好みで塩をつけていただく。

アスパラガスとふんわり卵のスープ

細めになった名残のアスパラガスを味わう朝食スープ
アスパラガスは別にゆでずに、一緒に入れると味が染みておいしくなります。煮込まずに手早くできるので、朝食にもおすすめです。

材料 ※2人分

○アスパラガス...2~3本

○タマネギ...小1/2個

○卵...1個

○ニンニクすりおろし...1かけ

○水...300mL

○コンソメ...1個

○水溶き片栗粉
(水...大さじ2、片栗粉...小さじ1/4)

○黒コショウ...少々

つくり方

❶ 鍋に水とタマネギの薄切り、ニンニクすりおろしを入れて中火で煮る。タマネギが透き通ったらコンソメを入れる。

❷ ①に薄めの斜め切りにしたアスパラガスを入れ、中火で1~2分煮る。火が通ったら水溶き片栗粉を入れる。

❸ ②に溶き卵を回し入れ、仕上げに黒コショウを振る。

中華風サラダ

初夏の風味をゴマ油が引き立てる
長イモのぬめりで山菜の和えもの風に
アスパラガスは油との相性がよく、ゆでたままとはまた違った味を楽しめます。調味料は控えめにして、アスパラガスの風味を生かしましょう。

材料 ※2人分

○キクラゲ(乾燥)...2g

○長イモ...50g

○アスパラガス...5~6本

○ニンニクすりおろし...少々

○豆板醤...小さじ1/2

○すし酢...大さじ2

○オイスターソース...小さじ1

○ゴマ油...大さじ1

つくり方

❶ キクラゲは水で戻しておく。長イモは小さめの乱切りにしておく。

❷ 鍋に湯を沸かし、キクラゲをさっと湯通しする。アスパラガスも同じ湯でゆでて斜め切りにする。

❸ ニンニクすりおろし、豆板醤、すし酢、オイスターソース、ゴマ油を混ぜる。

❹ アスパラガス、長イモ、キクラゲを③で和える。つくり置きすると色を損なうので、和えるのは食べる直前に。

焼きアスパラガス

コリコリした歯触りと香ばしさと甘さを丸ごと味わう
天ぷらと並んで穫れはじめの1本丸ごとで味わいたい焼きアスパラガス。じっくり焼くとうま味がギュッと凝縮されます。

材料 ※2人分

○アスパラガス...4本

○オリーブ油...大さじ1

○塩、コショウ...少々

つくり方

❶ フライパンを中火で熱し、オリーブ油を入れてアスパラガスを並べる。

❷ 中弱火で2~3分、焼き色がついたら転がし、反対面も焼き色がつくまで焼く。

❸ お好みで塩、コショウを振る。

アスパラガスのきしめんカルボナーラ

グリーンの穂先に春の滋養を感じるお手軽な一品
ゆでたてアスパラガスと新鮮な卵を使って、和えるだけ。生パスタ風でクリームとよく合います。きしめんは普通のパスタを使っても。

材料 ※2人分

○きしめん(乾麺)...250g

○アスパラガス...4~5本

【A】

卵...2個

生クリーム...150mL

粉チーズ...大さじ1

ニンニクすりおろし...1かけ

塩...少々

○生ハム...3~4枚

○黒コショウ...少々

つくり方

❶ 鍋に湯を沸かし、沸騰したらきしめんを袋の表示時間の通りにゆでる。めんがゆで上がる2分ほど前に、アスパラガスを入れる。

❷ ボウルに、Aを入れてよく混ぜる。

❸ ゆで上がっためんは、水けをよくきってから②のソースに絡める。

❹ アスパラガスは水けをきって2~3等分に斜め切りする。

❺ 器に③を盛り、生ハムと④を飾る。お好みで黒コショウを振る。

新緑から青葉の1カ月 みずみずしい風味を楽しむ

 アスパラガスの穫れはじめは天候に影響され、年によって前後します。雨が降り暖かい日が続くと、いよいよ新芽が顔を出します。2日ほどで丈が15〜20cmに伸びたら、親指と人差し指で気持ちよく折れるところから収穫しましょう。多少長くなっても、素直に伸びた新鮮な自家製は、皮をむかずに根元もやわらかく食べられます。

 「走り」から「盛り」の2週間ほどは、特に太くてみずみずしいアスパラガスが穫れます。1本丸ごとの天ぷらや焼き物は、この季節限定の味わいです。その後だんだん細くなり、皮に歯応えが出てきたら、刻んでサラダやスープに使います。

 収穫を切り上げたあとは、来年に備えて茎葉を育てます。茎葉は観葉植物としても人気。夏の畑で涼しげにそよぎます。

 

レシピ・監修/竹内裕子

たけうち・ゆうこ●長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開く竹内家の主婦。野菜を生かした料理やお菓子が、自然菜園スクール生に大人気。病院での管理栄養士、有機栽培農家での料理番などの経験も生かし、四季折々の旬の野菜を毎日おいしく食べられる工夫を探求中。「春になって畝のどこからか生えるアスパラガス。『今年もまた出てきたな』と発見するうれしさもひとしおの野菜です」。

 

文/新田穂高 写真/村松弘敏

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