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田舎暮らしの本 5月号

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田舎暮らしの本 5月号

3月1日(金)
890円(税込)

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おいしく食べきる!菜園レシピ 【第10回】ミズナ&カラシナ

ミズナ&カラシナ

掲載:21年1月号

寒さに強いミズナは霜が降りた後も収穫できる貴重な葉物。

間引き菜から大株に育つまで、変化する味と食感をさまざまな食べ方で楽しみます。

最近はサラダが人気ですが、独特の辛味は肉の臭みを消してくれるので、鍋料理にもぴったり。

冬を越して春まで残せば、おいしい菜花の収穫も楽しめます。

レシピを教えてくれるのは、竹内家の料理長・裕子さん。

竹内家は長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開いており、自給自足ライフを発信しています。

ミズナと豚肉の豆乳鍋

旬のミズナをたっぷりと。大株は煮込んでおいしい

若いミズナは仕上げに入れてフレッシュに、大株のしっかりしたミズナは煮込むとおいしいです。

肉は塩麹でもむひと手間で柔らかくなり、うま味が増します。

締めはうどんやおじやで。

材料 ※2人分

○ミズナ...1束(200gくらい)

○豚肉薄切り(モモ、ロースなど)...200g

○塩麹...大さじ2

○昆布水...400mL(昆布10cmを水1Lに1晩浸ける)

○豆乳...300mL

○長ネギ...1本

○ニンジン...1/5本

○シメジ...1/2株

○醤油...大さじ1

○ゴマ油...少々

つくり方

❶ 豚肉は塩麹でもんで20分ほど置く。

❷ ミズナは洗って3~4cm長さのざく切りにし、シメジは石づきを取ってほぐしておく。長ネギは斜め切りに、ニンジンは1cm

ほどの厚さの輪切りにする。

❸ 鍋に昆布水とニンジン、豆乳、醤油を入れて煮立たせ、豚肉、長ネギ、シメジを入れて火を通す。

❹ 仕上げにミズナ、ゴマ油を加える。

ミズナとカラシナの釜揚げパスタ

ゆでたてパスタに和えるだけしんなりとした葉の絶妙な風味

あつあつの麺とからめて、少しだけ熱を通したカラシナとミズナの風味を楽しみます。

葉の硬さが気になる大株のミズナなら、細かめに刻むと食べやすいです。

材料 ※2人分

○ミズナ...1つかみ

○カラシナ...少々

○パスタ...180g

○ツナ...1缶

○オリーブ油...大さじ2

○ニンニクすりおろし...ひとかけ

○麺つゆ...大さじ3

○すし酢...大さじ2

○柚子胡椒...少々

○温泉卵...2個

○黒コショウ...お好みで

つくり方

❶ ミズナとカラシナは洗って水けをきり、3~4cm程度に切る。

❷ ツナ、オリーブ油、ニンニクすりおろし、麺つゆ、すし酢、柚子胡椒と、❶とを合わせておく。

❸ パスタをゆであげて熱いうちに❷と和える。

❹ 温泉卵をのせる。

❺ お好みで黒コショウを振る。

 

レシピ・監修/竹内裕子

たけうち・ゆうこ●長野県安曇野市でエコ菜園の教室を開く竹内家の主婦。野菜を生かした料理やお菓子が、自然菜園スクール生に大人気。病院での管理栄養士、有機栽培農家での料理番などの経験も生かし、四季折々の旬の野菜を毎日おいしく食べる工夫を探求中。「ミズナは不織布をかければ霜が降りても収穫できます。信州の冬に生の葉物はありがたく、わが家の冬の主力野菜の1つです」。

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