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田舎暮らしの本 10月号

9月3日(金)
850円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

【移住者に聞いた】大分県国東市で見つけた、300万円以下の広々とした古民家

暖かい田舎の300万円以下の家 大分県国東市(くにさきし)①

一年を通じて温暖な地域で のんびり田舎暮らしをしたいという人に 300万円以下の売家をピックアップ。

関東近郊や関西の海近物件、 九州北部エリアの温泉が近くにある広びろとした日本家屋などをご紹介します!

掲載:21年3月号

移住者リポート

六郷満山の温もりの里で 手仕事をしながら農泊を営む

瀬戸内海に突き出す国東半島の東部に位置し、六郷満山と呼ばれる神仏習合の文化が今も息づく大分県国東市

田舎暮らしに憧れていたカップルは、「仏の里くにさき」ならではの人の温もりと、この土地の歴史ある特産品シチトウイにひかれて移住を決めた。

国東市データ

  • 年平均気温 16.2℃
  • 特産品 オリーブ

北から東に周防灘と伊予灘が広がり、西に両子山を望む国東市は、約1300年の歴史を誇る六郷満山の聖地。

多彩な海産物のほか温暖な気候が育むオリーブの産地としても名高い。

市内の大分空港へ東京・羽田空港から約1時間30分。

 

(↑シチトウイを栽培しながら古民家で手仕事体験農家民宿「草結い」を営む、山崎修二さん・田端育代さん。https://kusayui.exblog.jp

山崎さん・田端さん物件購入データ

  • 物件購入費 300万円
  • 改修費用 約250万円
  • 住宅購入費補助 150万円
  • 合併浄化槽設置補助 約60万円

古民家を拠点にしてシチトウイ農家を目指す

(↑「山の上なので思ったよりも寒かった」と笑う2人だが、冬は薪ストーブの炎が心身を温めてくれる。)

海に面して国見(くにみ)、国東、武蔵、安岐(あき)の4つの地域が並ぶ国東市。

さわやかな陽光の下、海のアクティビティで親しまれ、昨年は県内屈指の総合マリンスポーツ施設が誕生した。

そんな海岸線から車で約20分の山手へ、大阪府から2019年6月に移住したのが、山崎修二(やまざきしゅうじ)さん(54歳)・田端育代(たばたいくよ)さん(53歳)だ。

「農家民泊を始めたくて、農業や手づくり生活ができる場所を探していました。そのなかで国東市シチトウイを知り、このまちに住みたいと思ったんです」そう話すのは育代さん。

イグサに似たシチトウイは、より強度に優れ、琉球畳などに使われてきた国東市の特産品。

修二さんも「栽培だけでなく畳づくりの仕事ができる」と賛同した。

(↑付属の農機具倉庫の2階にある居室は、トイレを新設して農泊用の客室として使う。)

(↑刈り取りなど手作業が多いシチトウイ栽培。ベテラン農家での研修でノウハウを習得。)

空き家バンクで見つけた築約100年の平屋は、2階を客室として使える農機具倉庫や畑が付き、農泊用として理想的。

300万円という価格も、市の購入費補助があるので実質150万円の負担で済み、改修の予算にゆとりができた。

農泊の準備はすでに整い、修二さんはシチトウイ農家の下で研修を受けながら畳づくりを学び、今春の独立を目指す。

栽培を手伝いながらシチトウイの作品づくりも行う育代さんは、「いずれは地域の人と一緒にシチトウイの全国的なイベントが開けたら」と夢を膨らませる。

市内でも海側は温暖だが、山の上は意外に冷え込む。

「予想より冬は寒かったですね(笑)。でも研修先のご夫妻をはじめ地域の皆さんが優しくしてくださり、いろいろと助けられながら心温まる日々を過ごしています」

(↑織物が趣味だという育代さんは、手持ちの糸とシチトウイを使った作品づくりを模索中。)

(↑農機具倉庫の1階に織機を置いて、畳づくりの作業場として活用している。)

(↑板間の1室は、修二さんが描いた絵、ギター、フィルムカメラのコレクションなどを飾る趣味室に。)

(↑山の上の自宅から砂浜が美しい海へ車で20分 ほど。「夏でも人が少なくてプライベートビーチ気分です」と修二さん。)

山崎さん・田端さんに聞く安岐町地域Q&A

Q.地域でかかる費用は?

A.区費や老人会の費用など、年間トータルで1万円ぐらいだと思います。

Q.参加したほうがよい行事は?

A.年3回ほどの草刈りや、田植え前の用水路の清掃など。年1回の区の集会後には懇親会があり、楽しみにしていたのですが、昨年はコロナで中止になりました。

国東市移住支援情報

シングルペアレントを応援

国東市外から移住して賃貸住宅で暮らす子育て中の単親世帯に対し、国東市移住シングルペアレント生活応援補助金を用意。

引っ越し費用は最大30万円、家賃補助は最大月2万円×最長36カ月間の補助を行う(所得基準あり)。

さらに同補助金の申請者には、1世帯当たり最大10万円の移住奨励金も交付する。

移住定住支援サイト「あるじゃん、くにさき。」を開設しました。

(↑活力創生課 三成洋紀さん)

お問い合わせ:活力創生課 ☎0978-72-5175 https://www.city.kunisaki.oita.jp/site/ijyu

大分県移住支援情報

(↑個性豊かな温泉が点在する九重町“夢”温泉郷。)

仕事や暮らしの情報をオンラインで発信中温泉が日常にある日本一の「おんせん県」大分県では、移住促進に力を入れ、東京・大阪・福岡で移住相談会を毎月開催し、きめ細かに情報発信してきた。

現在は、コロナ禍でも大分県内の仕事や暮らしの魅力を知ってもらうため、オンラインイベントを充実させている。

詳細は「おおいた暮らし」HPで。

お問い合わせ:おおいた創生推進課 ☎097-506-2038 https://www.iju-oita.jp

(↑おおいた暮らし&お仕事オンラインツアーやオンラインセミナーを開催。)

※掲載している物件は2021年1月上旬の情報です。すでに契約済みの場合があります。

※空き家バンクは定住を目的としている場合も多く、補助金が交付されるためには各種条件があります。詳しくは各自治体にお問い合わせください。

※敷地面積は田畑や山林などを含まないことがあります。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、見学時期については必ず自治体とご相談ください。

※新型コロナウイルス感染拡大防止でイベントなどが変更になる可能性があります。必ず事前にご確認ください。

※取材にあたっては、マスク着用やアルコールなどでの消毒、事前の体温測定など新型コロナウイルスへの感染予防策に万全を期しております。

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