田舎暮らしの本 Web

  • 田舎暮らしの本 公式Facebookはこちら
  • 田舎暮らしの本 メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本 公式Instagramはこちら
  • 田舎暮らしの本 公式X(Twitter)はこちら

田舎暮らしの本 5月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 5月号

3月1日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

PR富山県上市町

名峰・剱岳に抱かれたコンパクトタウンで子育てしよう!【富山県上市町】

歴史や文化の宝庫でもある富山県上市町(かみいちまち)。富山市街地や海へのアクセスもよく、施設が中心部にコンパクトにまとまった暮らしやすさが魅力です。地域おこし協力隊を仕事に選んだ有𠮷さん一家を訪ね、移住のいきさつや上市町の魅力を伺いました。

上市町への移住者 有𠮷さんファミリー
有𠮷直弘さん(50歳)、朋子さん(39歳)、優月ちゃん(4歳)、千颯ちゃん(0歳)
兵庫県伊丹市出身の直弘さんは大学卒業後、電気メーカーへ就職。その後、世界旅行を経て理学療法士に。現在は上市町の地域おこし協力隊を務める。看護師でもある妻の朋子さんは滋賀県出身。

富山県上市町(かみいちまち)
富山市東部の山寄りに位置する上市町。町の象徴でもある標高2999mの剱岳(つるぎだけ)をはじめ、立山連峰(たてやまれんぽう)を間近に望む緑豊かな田園工業都市。名水百選にも選ばれた「穴の谷の霊水」など多くの名水場が点在する。富山駅からは車で約25分。

農業も育児もできる仕事。地域おこし協力隊に着任

 日本百名山の1つに数えられる剱岳の麓。今年2月に滋賀県から上市町へ移住してきた有𠮷さん一家は、長女の優月ちゃんを授かったことが移住のきっかけだった。

 「自然あふれる場所で暮らしたい、子どもに安全なものを食べさせたいという気持ちが膨らんで。無農薬農業をしながら生活できたらと考えたんです」と直弘さん。

 「好きなことしかできない人なので、好きなことをやってくれたらいいかなと。私は看護師で主人は理学療法士。生活費を稼ぎつつ農業をする生活もすてきだなと思えたんです」と朋子さんは笑顔で振り返る。
 
 山梨、長野、東北など移住先を検討するなか、富山県南砺市(なんとし)で自然栽培を行っている人がいると聞き、初めて富山に来たのが一昨年のこと。その後出会ったグリーンツーリズムの担当者から上市町をすすめられ、昨年初めて上市町へ。

 「来てみると海が近くて交通の便もいい。水もきれいで、すごくいいところだと思いました。理屈じゃなくて、感覚としてここがいいなって」と、すぐに魅了された。
 
 夫婦の意見は合致したものの、1つ問題があった。

 「妻が2人目の子を妊娠していたんです。当初は一緒に仕事をしようと思っていたのですが、出産後はしばらく働けない。金銭的な不安もあって……。そんなとき地域おこし協力隊の仕事を知りました。『農業も育児もやりたい。地域おこし協力隊には、この条件でできる仕事はありますか?』と役場の方に聞いたら『ありますよ!』と。本当にその一言で『もうここしかない』と移住を決意したんです(笑)」 

 住む場所として空き家も考えたが、まずは移住者世帯も多く住む町営住宅に入居を決めた。

 「移住に伴って収入が減っていたので、低所得者向けの住宅の存在はありがたかったです」(直弘さん)

 「子育て世帯が多いので、すぐに娘にもお友達ができました。今回は里帰り出産をしなかったのですが、お向かいさんも親元を離れて出産されたそうなんです。大変さを知ってか、私が出産のとき優月を預かってくれて。子育て世代ならではの助け合いが本当にありがたかった」(朋子さん)

 直弘さんは「上市町は町全体で移住者を温かく迎えてくれる」と太鼓判を押す。

 「上市町に移住してよかったです。夢に見ていた、地域と自然に寄り添う暮らしが、実現できそうです。特に子育て世帯には本当に暮らしやすいところだと、私自身が実感しています。ぜひ一緒に子育てしませんか?」

知り合いの畑を一部借りて、稲の苗を育てている。有𠮷さんの背にある山を挟んだ向こう側には、有𠮷さんが管理する田んぼがある。

町営住宅の広場は子どもたちの社交場。「親の目の届くところで子どもを安全に遊ばせられる、本当にいい環境なんです」(朋子さん)。

お姉さんになったばかりの優月ちゃん。保育所から帰ってきたら、家の近所でお花を摘んだり虫を捕まえたり。自然のなかですくすく成長中!

 

【上市町】のイチオシ子育て&観光スポット!

➀あさひの郷公園
のどかな田園地帯の中にある「水と緑」をテーマに整備された公園。幼児・児童兼用のふわふわドームなどの大型複合遊具が設置されている。

②丸山総合公園
ソリを使って滑り降りる人工芝ゲレンデや複合遊具をはじめ、野球場、テニスコート、バーベキュー広場まで世代を問わず多目的に利用できる。

③栂(トガ)並木
地元では「さっかの寺」と呼ばれ親しまれている眼目山立山寺。山門に続く参道には、県指定天然記念物のトガの木々が美しく立ち並ぶ。

④えほんしつ‟ゆめぽっけ”
絵本、紙芝居、赤ちゃん向けのしかけ絵本など、蔵書数は約6800冊。おはなし会やおりがみ教室も開催。おむつ替え・授乳コーナーもあり。

 

【上市町】のもりだくさんな子育て支援!

●若年世帯定住促進事業
町内で住宅を取得し居住する若年世帯(夫婦合わせて80歳未満の世帯等)に対する補助金制度。最大100万円を交付、さらに中学生以下の子ども1人につき、20万円を加算。

●乳児おむつ購入助成券
子育て世帯に対し、町内7店舗で利用できるおむつ購入助成券を配布。出生時に上市町に住所を置く乳児1人につき2万円分を助成。

●はぐはぐ面談(子育て包括支援センター)
妊婦さんとその家族が安心して出産・子育てに臨むことができるよう、妊娠中期(28週以降)から後期にかけて助産師が個別相談を実施。

●保育料軽減事業
保育所(園)、認定こども園入所(園)児童を対象に、第3子以降は無料、第2子は半額となる制度。第1子および第2子に係る低所得階層は無料(第1子は一部半額)。

●ベビーシッター利用助成
保育所や一時預かり保育が利用できない夜間・日曜・祝日における未就学児のベビーシッター利用料を1/2助成(児童1人につき年間上限1万2000円)する。

子育てに必要な物品など町内企業等の製品を詰め込んだギフトボックス「Kamiichi BabyGift」。新生児に贈呈。

 

【上市町】NEWS

「0円空家バンク」の無償譲渡物件取得に定額50万円の補助あり

 空き家(農地付きを含む)を譲りたい人と上市町で無償譲渡の空き家を求めている人を結び付け、移住の促進と空き家の解消を目指す制度。0円空家バンクに登録された住宅の取得者には定額50万円の補助がある。

 

「上市暮らし体感インターンシップツアー」に参加しよう!

「しごと型」「ボランティア型」から仕事や活動を選び、組み合わせ、自分だけのインターンシップツアーをプランニング。企業や人とつながることで、町の魅力や人の温かさに触れながら上市の暮らしを体感することができる。

 

『おおかみこどもの雨と雪』公開10周年記念イベントをこの夏、開催!

 上市町の古民家がモデルになった名作アニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』の上映から10年。7月23日~9月4日の期間中、企画展、上映会、トークショー、オンラインツアー、スタンプラリーなど各所でさまざまな記念イベントを開催予定。

©2012「 おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

 

<お問い合わせ先>
上市町企画課 
076-472-1111 
✉k.kikaku@town.kamiichi.toyama.jp
詳細は上市町移住・定住ポータルサイト「かみスイッチ」をチェック!
https://iju-kamiichi.com/

この記事のタグ

田舎暮らしの記事をシェアする