winpy-jijiiのN-VAN車中泊／パイプの活用＆収納テクニック

winpy-jijii（ウィンピージジイ）さん
昭和25 年、大阪・難波に生まれる。高校時代にキャンプを始め、20代は中型二輪免許を取得してバイクに没頭。バス釣りの趣味が高じて35 歳で滋賀県に移住し、40歳で小型船舶免許を取得。ほかにも大型二種免許、大型特殊免許、アマチュア無線技士の免許を持つ。50代半ばでロードバイクを始め、定年を機にYouTubeを開始。著書に『Life is Camp　winpy-jijiiのキャンプスタイル』（玄光社、定価1760円）がある。

ドアやリアゲート側の壁に、縦にイレクターパイプを付けることで乗り降りがめちゃくちゃ楽になります。ジジイは乗り降りするときに必ず使います。

ヘッドクリアランスを少しでも上げたかったので、矢崎イレクターパイプのジョイント部分をルーフの形状に合うように、矢崎J-100のRとL（各220円）を使って高さを上げました。この車に矢崎イレクターパイプ（径28㎜）は長さ3m（1220円）を3本使用。

縦に装着したイレクターパイプを軸にして、はめ込みパーツを活用して横向きにパイプを渡しました。力が弱い人でも動かしやすいように、ループ状のひもをはめ込んであります。

ひもを引くと横向きパイプが簡単に外れます。これをスイングさせてテーブルを設置できます。

当たっても痛くないように角が丸いパーツをつけました。ここは矢崎製品ではなく、スペーシア製のメタルジョイント NSJ-16 Rコーナー用（726円）を活用。

ストッパー部分は、矢崎イレクタージョイント J-131（2個143円）をボルトで固定しています。接着剤などで固定していないので、あとで横に棚を渡したくなったとき、微妙な高さ調整が可能です。

ライトのコードなど配線がブラブラしないように、矢崎イレクタージョイント J-166（55円）を付けて、固定できるようにしました。

タブレットホルダーは本来、ヘッドレストに取り付ける仕様だったのですが、装着部分を自転車やバイクに使っていたMINOURA（ ミノウラ）のスペースマウント（708円）に取り替えました。調節ができるので、矢崎のイレクターパイプにしっかり装着できます。

後部はMGR CustomsのN-VAN用ベッドキット（4万9500円）を活用。フレームは高さ調節ができるのですが、アクセサリーソケットのじゃまにならないように、一番低い21㎝に設定しています。マット下は床下収納ができるようになっているので、調理器具や寝袋、シートなどはここに収めるように心がけています。リアゲート付近には、矢崎イレクターパイプをベッドキットに装着して、荷物のすべり落ち防止に。テーブル設置時にも活用します。

矢崎イレクターパイプとジョイントを装着してあるので、服を吊るすバーとして活用できます。ルーフネット、ジープ・ラングラーTJ JK 1997-2017（2677円）を渡してあるので、シュラフやブランケットを収納することもできます。

ルーフネットは縦に装着することもできます。このようにリアゲート側に取り付けることもあります。

前方への荷物落下が心配なときは、ベルトを張ります。ベッドキットを外して後部座席に人を乗せる場合は、座席側にルーフネットを装着すると、より安心です。