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田舎暮らしの本 6月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 6月号

5月2日(木)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

YouTubeで大人気! インコの「うめごま」/喋れる、歌える、踊れる! 激カワインコ♡

◎食べものの恨みと4時と5時の話

〇ぼくのおやつだけ少ない!

 うめのお喋りは、練習で覚えた言葉と自然に覚えた言葉の組み合わせで成り立っています。自然に覚える言葉は、日常的によく聞く言葉か、私たちが強い口調で言った言葉。夫が足をつって苦しんでいたときも、その2、3日後に「また足つった!」と言ってみたり、私そっくりの口調で「タバコ吸ったでしょ! 家ん中で!」と言ったこともありました(笑)。

 

▶自分のオヤツが少しだということを知ってしまったインコ

 自然に覚えた言葉は、日常的なもの以外はだいたいすぐ忘れて言わなくなるのですが、このおやつの話だけはかなり長く根に持ちました。

「うめちゃん小っちゃいから、おやつ少しだけね」

 私が何度か言ってしまった言葉です。うめのこのお喋りを聞いて、かわいそうな言い方をしたと反省した飼い主でした。

 

〇うめの腹時計は絶対!

 我が家の鳥たちは1日3回食事を摂ります。朝はケージ掃除のあと。昼と夕方はそれぞれ1時間の放鳥のあとケージに戻って食べます。

 うめはかなり正確な腹時計の持ち主です。遊んでいても時間になるとケージに戻り、食事が来るのを待ちます。少しでも遅れると呼び鳴きが始まります。

 ごまはそうでもないのですが、うめは食いしん坊で太りやすく1回の食事をあっという間に平らげます。

 以前、おもちゃのい草をむしって食べていたので食事を増やしたこともありますが、どれだけ増やしてもペロリと食べてなかったことになり、あとで体重だけが増えるのでむやみに増やすことはやめました。

 いつも食事は腹八分目。ハラヘリで切ないうめ。長生きしてほしいのよ。うめにお腹いっぱい食べさせてあげることは私の夢でもあります。

 

▶時間がわかるインコ。詩吟のように4時を語る

 

〇暗闇の世界

 夫はときどき鳥たちに意地悪をします。小学生の男の子が好きな子をいじめる的なアレです。

 昔ぱせりをなでようとして噛まれ、何度挑戦しても噛まれるので、ぱせりのケージの前で激しく踊ってぱせりを驚かせたことがありました。ぱせりが、その後ますます夫を噛むようになったのは言うまでもありません。

 

▶【お喋り】5時は怖~い。暗やみの世界

 このときも夫はうめを脅していました。声色を変えて「5時は怖~い、暗闇の世界」と言っていました。我が家の鳥たちは夕方5時に眠りにつきます。寝かせるときはケージに遮光のカバーをかけるので中は真っ暗。そのことを言っているのです。

「5時は怖~い、暗闇の世界」

 どうだ? 怖いだろーと言わんばかりの態度で繰り返していましたが、うめにとって「怖い」も「暗闇」も初めて聞く言葉。怖いわけがありません。

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