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最新号のご案内

田舎暮らしの本 9月号

8月3日(水)
850円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

訪ねてみたい! 移住者オーナーが開いた「田舎カフェ&レストラン」 近畿エリアの5軒

掲載:2021年12月号

近畿エリアの田舎で移住者が営むカフェ&レストランを選りすぐってご案内します。農園カフェ、パンケーキ専門店、町家カフェ、海辺カフェと、一度は訪ねてみたいお店ばかりです。

滋賀県高島市【sato kitchen】

「sato」とはフィンランド語で「実り」のこと。みのり農園が経営するレストランなのでそう名づけた。

「sato」とは故郷、そして実り。農家が営む台所のようなお店

 東京で会社員をしていた高橋さん夫妻が高島市に移住し、「みのり農園」として農業を始めたのは2013年のこと。夫の章隆さんが料理人であったことから2017年に週末だけ営業するレストランをオープンした。

 「無農薬で栽培した味の濃い野菜、普段は見かけないような珍しい西洋野菜などの料理をご提供し、野菜の奥深さを知ってもらいたい」と章隆さん。カフェから車で2分ほどの農園で穫れたパワフルな野菜をぜひ味わいたい。

屋号をキッチンにしたのは、「しっかり食べてもらいたいから」。週替わりの「ごはんとおかずのセット」は1500円。

1日の提供数が決まっているため、営業時間内であっても早めにクローズする場合もある。できれば予約を。

【Owner】高橋章隆さん&佳奈さん
章隆さんは東京都渋谷区出身。料理人として10年の経験を積んだのち、10年間IT系企業に勤務。佳奈さんは滋賀県大津市出身。金融系会社に勤務後、会社の新規事業の立ち上げに伴い3年間農業プロジェクトにかかわる。

sato kitchen(サトキッチン)
☎︎0740-33-0012
住所/滋賀県高島市安曇川町中野786
営業時間/11:00〜15:00
定休日/月〜金曜(土・日曜のみ営業)
https://satokitchen.info/
Instagram/@satokitchen_minorinouen

 

京都府和束町【d:matcha Kyoto CAFE & KITCHEN】

和束町の実店舗では、お茶摘み体験ツアーも用意(要予約)。お茶やスイーツはホームページからも購入可能。

農作物をつくって販売する夢を「茶源郷」でかなえる

 日本やアメリカでさまざまなキャリアを積んだ田中大貴さん。昔から抱いていた「農作物をつくって商売をしたい」という夢をかなえるために開業を決意。800年の宇治茶栽培の歴史を持ち、「茶源郷」とも呼ばれる和束町に家族で移住し、お茶やお茶スイーツの製造・販売を行うd:matchaを立ち上げた。

 カフェでは、ワインのように畑や品種で味わいが異なる「シングルオリジン日本茶」をはじめ、上質な茶を惜しみなく使ったスイーツも楽しめる。

抹茶味のスイーツを盛り合わせた「抹茶堪能パフェ(1100円)」。フードのオススメは「碾茶マシマシ汁なし担々麺(1480円)」。

古くから高級煎茶の栽培が行われ、現在は「宇治茶」と呼ばれるお茶の約4割を生産する和束町。

【Owner】田中大貴さん
京都大学農学部出身。アメリカ滞在、ドーナツ会社社長などを経て2016年に妻の美里さんとともにd:matcha Kyotoを設立。お茶づくりからスイーツ開発まで取り組む。1児の父。

d:matcha Kyoto CAFE & KITCHEN(ディーマッチャキョウトカフェアンドキッチン)
☎︎0774-74-8205 

住所/京都府相楽郡和束町塚京町17
営業時間/11:00〜16:00(ランチは14:00 LO、カフェは16:00 LO)
定休日/4月~11月は無休、12月~3月は水・木曜定休
https://dmatcha.jp 
Instagram/@dmatcha_kyoto

 

兵庫県朝来市【パンケーキ&コーヒーぽわん】

ベーシックパンケーキ2枚と但馬牛チリコンカン、サラダ、目玉焼きのセット(900円)。

雲海に浮かぶ「天空の城」近く。古民家リノベーションカフェ

 国史跡・竹田城跡ほど近くに立つ、地元の人にも観光客にも人気のカフェ「ぽわん」。店主の高橋麻弥子さんが、空き家バンクで見つけた古民家をおしゃれに改装したパンケーキ専門店だ。

 パンケーキの種類、枚数、トッピングを組み合わせることで食事としてもスイーツとしても楽しめるメニュー構成で、オススメは地元の名産「岩津ねぎ」や「但馬牛」を使用したトッピング、季節の果物のジャムなど。朝食の時間に利用できるのもうれしい。

フランス語で「点」を意味する「ぽわん」。まちの拠点の1つとなるようにとの思いが込められている。

ゆったりとしたレイアウトの店内。パンケーキのテイクアウト利用も可能だ。

【Owner】高橋麻弥子さん
神奈川県出身。20歳のころカフェ開業を夢見るも都内で就職。東日本大震災をきっかけに「やりたいことをやろう」と決意し、2017年、夫の黄英世さんとともに移住、開業した。

パンケーキ&コーヒーぽわん
☎︎079-660-8231 
住所/兵庫県朝来市和田山町竹田370
営業時間/8:00〜16:30 LO(10月〜11月の土・日曜、祝日は7:00〜)
定休日/火曜(ほか臨時休業あり)
https://www.facebook.com/pancakepoint0370
Instagram/@pancake_point

 

奈良県宇陀市【cafe equbo*】

地元産の野菜をたっぷり使った「お野菜プレート(1300円)」。肉や卵、乳製品は不使用。

地元への思いから生まれた、姉妹で営む町家のカフェ

 昭和初期に建てられた町家の凜としたたたずまいがそのまま残るリノベーションカフェ。店主の大窪祐美子さんは、実家のある宇陀市で空き家が増えていることを母から聞き、何かしたいと考えるように。神戸のカフェで働いていた妹も同じ気持ちでいたことから、2014年6月、姉妹で「cafe equbo*」をオープンした。

 地元の新鮮な食材を使ったランチプレートやスイーツが人気で、奈良県産のお米でつくるもちもちの米粉パンはオンラインで取り寄せもできる。

昭和初期に建てられた町家。「地元の人に、『宇陀にはこんな店があるよ』と言ってもらえるようになりたいと始めました」と、大窪さん。

レコードの音楽がゆったりと流れる店内。大窪さん姉妹がセレクトした雑貨も販売している。席数が少ないのでできれば予約を。

【Owner】大窪祐美子さん
奈良県宇陀市出身。大阪市北区のホテルに勤務していたときに宇陀市の人口が減り空き家が増えていることを聞き、妹の宏美さんと開業を決める。2012年5月にUターン。

cafe equbo* (カフェ エクボ)
☎0745-83-0860 

住所/奈良県宇陀市大宇陀下中 2229
営業時間/11:00〜18:00(17:00 LO) 
定休日/日・月・火曜
http://equbo.bambina.jp 
@cafe_equbo__

 

和歌山県湯浅町【The 7th Sense cafe】

「発酵講師でもあるので、自然の流れに沿ったお食事をお出しできれば」と森本さん。7thプレートは1380円、手づくりスイーツは550円から。

アロマセラピーと海のガイドも。夕日が美しい海辺カフェ

 目の前に湯浅湾が広がるロケーションに立つこの店は、地元和歌山の海に魅せられた森本マキヨさんが営む、カフェ兼アロマセラピーサロン。シーカヤックとSUPのツアーガイドを運営する「アイランドストリーム」に併設されており、海を楽しみたいならここへ来れば間違いなし、という場所だ。

 カフェでは、地元食材をメインに自家製の調味料を使うなど手づくりを心がけている。動物性食材や精製した砂糖、小麦粉を使用しないヴィーガンスイーツも人気。

目の前に海が広がる絶好の環境。外のテラス席はペットも同伴可能。

1人で切り盛りしているので、4人以上の利用はできるだけ予約を。12月以降は一部予約制で営業の予定なので、HPなどで確認を。

カフェの前には湯浅湾が広がる。

【Owner】森本マキヨさん
和歌山市出身。大阪市内でアロマセラピストとして働き、その後和歌山市内で古民家をセルフリノベーションした予約制ベジカフェ&サロンを開業。2017年、現在の場所でカフェをオープン。

The 7th Sense cafe(ザ・セヴンスセンスカフェ)
☎0737-22-7754 

住所/和歌山県有田郡湯浅町栖原1434
営業時間/11:00〜18:00 
定休日/不定休
http://7thsense-cafe.com 
Instagram/@7thsense.cafe

 

文/はっさく堂

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