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田舎暮らしの本 7月号

6月3日(金)
850円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

88万円の6DK!少ない補修ですぐに住める庭付き物件【長野県飯田市】

掲載:2022年5月号

2022年3月上旬の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
最新情報はこちら!→飯田市空き家バンク

市民から親しまれている風越山近くのこの家は、メンテナンスを重ねながらていねいに使われてきたのがわかる、状態のいい空き家バンク物件。果樹園が点在する住宅街にあり、散歩しながら四季の移ろいを感じることができそうだ。借地権付きだが土地売買も相談可能。

飯田城の城下町として栄えてきた飯田市。神社仏閣が多く「信州の小京都」とも呼ばれる。市田柿やリンゴなどの果樹栽培のほか、先端技術を導入した精密機械、電子・光学のハイテク産業も盛ん。東京から中央自動車道経由で約3時間10分。

山並みと花火が楽しめる、高台の閑静な住宅街の家

1973年に建てられた家だが、リフォームやメンテナンスが行われており、少ない補修ですぐに住める。右から、売主の青島純四郎さん、飯田市結いターン移住定住推進課の櫻井さん、篠原さん。

 今年の本誌「住みたい田舎ベストランキング」で、甲信エリアの部門で第位に輝いた飯田市。中央・南アルプスに囲まれ、市街地の中央を天竜川が流れる自然豊かなまちだ。

 市の西部には信州百名山の1つに数えられる風越山(かざこしやま)があり、市のシンボルとして親しまれている。今回紹介する空き家は、そんな風越山の裾野に立つ家だ。

「私が建てた家で、昔は家族6人で住んでいました。思い出の家を残したい、解体するに忍びないという思いで、空き家バンクに登録したんです」

そう話すのは売主の青島純四郎(あおしまじゅんしろう)さん。空き家となって5年ほどだが、毎月1〜2週間は滞在しているため、空き家特有のよどんだ空気などはない。

 家族のプライバシーを重視した間取りになっており、部屋数は多め。部屋から眺められる庭もあり、マツ、ウメ、モミジ、アンズ、サツキなどの庭木が植えられている。2階のベランダからは正面に伊那山地(いなさんち)、北東には南アルプスを望む。

「この地域では神社ごとにお祭りの花火を上げるので、夏から秋は毎週のように花火が眺められます。夜には満天の星も楽しめますよ」と、青島さん。

 中央自動車道の高速バス乗り場へ徒歩約12分と近く、高速バスで東京や名古屋方面へ行くのにも便利な立地だ。

 補修は、屋根の一部を塗り直す程度。自分で塗装できそうだ。残念なのは、電気給湯器なので電気代がかかることと、借地権付きなので土地代が別途かかること、駐車場がないこと。土地については大家さんと相談のうえ、別途購入も可能だ。

 メンテナンスを欠かさず、ていねいに使われてきたことがわかるこの物件、穏やかな南信州の四季を感じながら、のんびり暮らしたい人にオススメだ。

【物件データ】
長野県飯田市
88万円
土地:82坪・273㎡
延床:31坪・103㎡
改修費補助:最大50万円

●6DK●宅地●ひな段地●都市計画区域内非線引き●築49年●水洗●飯田線飯田駅より約1.8km●市街地外縁の住宅街に立つ家で、2階から南アルプスが見える。保育園と中学校へ約600m、小学校とスーパーへ約1.2km、総合病院へ約1.5km。駐車場は約20m離れたところに借りている(地代に含む)。地代は駐車場1台分込みで年間20万4000円。土地所有権相談可。
●問い合わせ先:結いターン移住定住推進課 ☎0265-22-4511

「庭は植木職人さんに手入れをしてもらっていました」と、青島さん。

ライター・はっさく堂がチェック【ココがGOOD!】
庭に面した部屋は日当たり良好!客室として使われていた6畳間。広縁があり、庭を眺めながらのんびり過ごせそう。

ライター・はっさく堂がチェック【ココが残念…】
深夜電力を利用した電気給湯器。新築時に取り付けたものなので、省エネ効果は現行品より低く電気代がかかりそう。

売り主の青島さんに聞く【ココがGOOD!】
ベランダからは伊那山地のほか、天気がいい日は南アルプスまで見える。「飯田市は花火が多く、夏から秋の楽しみです」。

玄関を入って右手側にある6畳間。障子を開けると小さな庭が見える。家具などはすべて撤去の予定。

売り主の青島さんに聞く【ココが残念…】
2階の屋根は瓦だが、1階にトタン屋根の部分があり、そろそろ塗装が必要。あまり勾配がないので、DIYでもOK。

寝室として使われている1階の6畳間。空き家になってからも青島さんが毎月1〜2週間滞在しているので、湿気なども気にならない。

レトロなタイルがかわいらしい浴室。きれいに使われており、このまま利用可能。

周辺環境 ココがGOOD!

物件から飯田線飯田駅へは約1.8kmだが、帰りは上り坂。車はあったほうがいいだろう。

物件から「かざこし子どもの森公園」へは徒歩10分程度。子育て世代にもオススメしたい。

飯田市自慢のスポット

信州遠山郷(しんしゅうとおやまごう) 下栗の里(しもぐりのさと)

高原に広がる絶景の地

 南アルプスから延びる尾根上、標高800〜1100mの高原に広がる集落。山と渓谷に囲まれた里山で、その景色の素晴らしさから「日本のチロル」とも呼ばれている。伝統野菜の下栗芋をはじめ、ソバや赤石銘茶などの産地。国の重要無形民俗文化財「霜月祭り」でも有名。

飯田市移住支援情報

将来的にリニア開通予定

 飯田市への「結い(UI)ターン」をサポートする支援窓口を市役所内に設置。移住希望者のさまざまなニーズや状況を考慮した、オーダーメイド型の支援をワンストップで行う。一般的な移住相談はもちろん、無料職業紹介事業や空き家バンク、就農支援などの情報提供はオンラインや電話、メールでも可能。

問い合わせ先:結いターン移住定住推進課 ☎0265-22-4511 https://www.city.iida.lg.jp/site/yuiturn/

飯田市役所内の移住相談 窓口の相談員の皆さん。

「長野県にしては雪も少なめ!でもスタッドレスは必要です」と、結いターン移住定住推進課の櫻井さん(右)、篠原さん(左)。

 

文/はっさく堂 写真/村松弘敏

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