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田舎暮らしの本 5月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 5月号

3月1日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

移住と起業で最大300万円の支援金も! 地方移住のトレンドをざっくりチェック

お試し移住にオススメの体験施設&体験メニュー

■急増するお試し住宅 
 移住を検討している人に地域の実情を知ってもらうため、お試し住宅を用意する自治体が増えてきた(現在はコロナ禍で利用を中止している施設もある)。利用料は無料から月10万円くらいまでと幅があり、利用できる期間も数日から1年程度とまちまちだ。

 温泉付きやペットOK、車不要で過ごせる施設など多様で、農作業やものづくりなどのメニューを用意しているところも。注意してほしのが、利用者に求める「移住への本気度」が施設によって違うこと。利用者を当地への移住を検討している人に限定している施設がある一方で、地方移住に関心がある人なら利用できる施設もある。気になる施設があれば、まず自分が利用できるか確認しよう。

■移住につながるワーキングホリデー 
 農家に寝泊まりして農作業を手伝うワーキングホリデー(ワークステイと呼んでいるところもある)。賃金や地域通貨が支払われるところも一部にあるが、作業を手伝う代わりに泊まる場所と食事を提供してもらうスタイルが一般的だ。農家との交流をきっかけに定住または就農した人が多く、本格的な田舎暮らしのキッカケにもなる。

■農林漁家民宿&ゲストハウス
 農山漁村の自然や人びととの交流を楽しめるのが、農家や漁師の人たちが営む小さな民宿だ。野菜・果樹の収穫、そば打ちなどの体験プログラムが組まれているところが多い。旬の素材を使った地元の味覚を堪能できるのも魅力だ。「田舎の親戚の家」感覚で利用できる。

 シンプルなサービスで気軽に泊まれるのが、ゲストハウス。その多くは素泊まりで1泊2000~3500円程度だ。キッチンやシャワーなどは共用だが、スタッフや旅人同士での交流ができる。移住前に、こうした安い民間の宿を利用して、その土地の雰囲気を味わうのもいいだろう。

 

文/山本一典 イラスト/関上絵美・晴香

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